2009年07月09日

民間企業の公的資金注入

前々回のエントリーでJALの公的資金注入に関して異論を発したら

その理由をよく聞かれるので、思うことを書いてみます


そもそも、民間でも金融機関に公的資金が注入されるわけは

公共性が高いこと

取付騒ぎの回避、銀行は預金者がいっきに預金を引き出したら潰れます

連鎖倒産などシステミックリスクの回避



などの理由があるため、経済学的にも理論的に説明できるでしょう

しかし、一民間事業会社に公的資金(現金)を注入する意味は説明がつくのでしょうか?

たとえばJAL

僕には日本航空に務める友人も多くいますし、個人的には昔からいつもJALを利用していますしなんの恨みもありませんが・・・

なぜかほんの少しだけど株主だし(笑)

それは置いといて、、、

そもそもJALが潰れたらどうなるんでしょう?

僕は自分の持ち株がパーになります

それも置いといて、、、

そもそも航空会社は世界的にも供給過剰と言われているし

ビジネスや私生活において不便は感じないと思うのです

航空産業が花形だった時代はとうの昔に過ぎましたが、それでも世界的に見れば現在においても

利益を出している航空会社はいくつもあるわけです

なのに、なぜ、JALは儲からないのか・・・

それは単純に、パイロットや従業員のお給料が水準より高いことや
(組合がいくつもあり、力が強すぎるため硬直化を生む原因になっている)

政治的なしがらみや利害関係、利権などがうごめいていて

もはや効率的に改革することなど不可能な状態だからだと思います

そんなわけで、僕はJALが潰れても困らないし
(少しは損するけど・・・しつこい笑)

改革などできないと思っているから、貴重な血税を注入などしないでもらいたいわけです

では、JALで働いている方たちはどうなるか?

間違いなく別の会社が生産部門を買収しますから、一生懸命働いている人たち、人の役に立とうと成長意欲の高い人たちは大丈夫です

逆に、硬直化した航空業界に風穴をあける航空ベンチャーを立ち上げる起業家が出現して、我々消費者にとって安くて便利な航空会社に生まれ変わるかもしれませんよ!

国がLALに税金注入したら、そんなベンチャーが生まれる可能性をも否定することになりませんか?

ヨーロッパにはネット予約専門で、空きシートはロンドンーパリ間が1000円!

なんて新しい航空会社があるそうです

もちろん一時的に失業する労働者が出るかもしれませんが、そんな時こそセーフティネットで救済すればよいのです

やる気のある経営者のもとで、変なしがらみなどなく、お客様のために新しい価値を創造し提供したほうが、やる気のある従業員にとっては幸せだと思いませんか?

結果的に無駄な税金も使われず、新しいサービス(価値)が誕生し、提供者も消費者も、みんなみんなHappyになると思うのです





PS:  同時期にファイナンスを発表したANAは自力で800億増資して財務体質を強化

    それにしてもJALは情けないなぁ

    ドライ納豆は美味しいけど・・・

















n2ublog-00046 at 09:18│Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!経済の話 | 政治

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この記事へのコメント

1. Posted by w   2009年11月05日 04:41
世界的にも供給過剰と言われている中で、別の会社が生産部門を買収することは、間違いなく無いですよ。成長意欲があれば、とっくにJALを離れて他社へ転職しているでしょうが、他社にもそんな余裕がありません。JASが潰れた時にJALが雇用したのは、パイロットと一部CAと整備士だけです。

レーサーの頭数と、チームの頭数で考えた方が良いかもしれません。

一時的に失業する労働者が出た時のセーフティネットも税金ですから、国民は納得しないでしょう。
国民の殆どは、JALの純粋な突然死を望んでいます。

JASから派生したスターフライヤーが軌道に乗った後に、JASを救済しなかったANAが提携しているのも妙な話ですが。

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